芝生には、たくさんの種類があることをご存知ですか?大きくはもともと日本に自生していた日本芝(暑さに強く寒さに弱い暖地型芝草)と、アメリカやヨーロッパで使われていて明治時代に輸入された西洋芝(寒さに強く暑さに弱い寒地型芝草)に分けられます。私たちは長年の経験と蓄積された研究データから、ゴルフ場やスポーツグランド、公園や個人庭園など、それぞれの環境にあった芝生をご提供いたします。
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個人のお庭などで広く使われている最もポピュラーな芝。密度が高い暖地型芝です。
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高麗芝と比べて葉が細かく密度も高いため、おもにゴルフ場のグリーンで使用されています。
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葉は硬く幅は広い暖地型芝。
密度は低いですが耐寒性は高麗芝と比べて高いです。 -
暖地型西洋芝の改良種。高麗芝に近い性質を持ちますが、葉は濃緑で細くてこまかいです。繁殖力が旺盛なため、サッカー場などのスポーツターフに多く用いられています。
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多年草のため一年中緑を保ち、ゴルフ場・サッカー場・家庭の庭まで、幅広く用いられている美しい芝です。
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種子から育てる西洋芝。葉は濃緑で生育は早いです。冬も緑を保ちますが暑さには弱いため、毎年の種まきが必要。サッカー場でティフトンと組み合わせることが多いです。
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野芝の改良種。葉は濃緑で密度が高く、草丈が低い特徴を持つため、刈り込みが少なくて済みます。
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高麗芝の改良種。密度が高く、草丈が低い特徴を持つため、刈り込みが少なくて済みます。
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高温多湿を好み、生育適温は25~35度。冬は冬眠し、関東以西に向いている芝生です。
乾燥や病気に強く、管理しやすいことが特徴です。
冬場は休眠し、地上部分は枯れた状態になります。春になったら生育を開始します。 -
色鮮やかで0度以下でも枯れることなく耐寒性は非常に強いです。生育適温は15~20度。
冬でも青い芝生で、関東以北に向いている芝生です。
梅雨から夏場にかけては夏枯れを起こしやすくなります。病気や虫の被害を受けやすい為、専門的な管理が必要です。
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芝と芝の間の隙間をあけずに芝生を敷き詰めて張る方法です。最も一般的な芝生の張り方です。芝生の量を多く使用する分、早く仕上がります。
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芝生と芝生の間に隙間を3~5センチあけて張る方法です。レンガのように交互に張ります。芝生の量が少なくて済む分、仕上がりまで時間がかかります。
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市松模様のように、芝生と地面が上下左右に交互になる様に並べて張る方法です。芝生の量が少なくて済む分、仕上がりまで時間がかかります。
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筋状に芝生を一列に並べて張る方法です。一般的に斜面に張るときに使われる方法です。芝生の量が少なくて済む分、仕上がりまで時間がかかります。
芝生を張り終えたら、今度は刈込みです。約3~4cmまで伸びたら半分くらいの高さまで刈り込みます。あまり低く刈り込むと軸刈りになってしまいますので注意しましょう。 芝刈りの道具で簡易的なものは、芝刈りばざみやバリカンでも芝刈りは可能ですが、ある程度の面積の芝生になるとさすがに手作業では大変です。 そこで芝刈り機を使うことをお薦めします。芝刈り機は、電動でも手押しでも、どちらでも良いと思いますが、楽なのは電動タイプです。